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オリオン 宇宙船

宇宙船はアポロ計画で使われた機体に近いカプセル形状をしている。この円錐形の司令船は、アポロが底面直径3.8m

で定員3人であったのに対して、オリオンは底面直径5m(当初の計画では5.5mだった)、寸法は1.5倍、容積は3倍で

、6人のクルーが生活できる。定員はISSへの往復の場合が6名だが、月探査では4名を予定している。また、有人火星

探査も睨んでいる。アポロが完全使い捨てであったのに対し、オリオンは10回程度繰り返し使用する計画である。

後部に連結される円筒形の機械船は、やはりアポロ同様に月への往復に使用するロケットエンジンを備えている。燃

料は液体酸素とメタンである(注:メタン推進系の採用は見直し中)。これは将来の有人火星探査において、火星大

気中の二酸化炭素からメタンを現地生産するかもしれないためである。また、ロシアのソユーズ宇宙船と同様に、太

陽電池パドルを設置することで、長期間の電力供給を可能にする予定である。

打上げロケット
人員打ち上げ機 (Crew Launch Vehicle: CLV) としては、構想段階では「インライン・ミディアムリフター」と呼ば

れていた専用のロケット、「アレスI」が用意される。開発コストを削減する為、スペースシャトルのシステムと、

既存のロケット製造技術を流用する。アレスIの第1段には、スペースシャトルの固体ロケットブースター (SRB) を4

セグメントから5セグメントに延長したタイプを使用し、第2段にはサターンロケットで使われた液体酸素と液体水素

を使用するJ-2エンジンの改良型となるJ-2Xエンジン1基を使用する予定となっている。 スペースシャトル並みに地

球低軌道へ約25トンの打ち上げ能力を持つ予定。

貨物(月着陸船)の打ち上げ機 (Cargo Launch Vehicle: CaLV) としては、「アレスV」が使われる。月探査時には

CaLVで月着陸船を地球の周回軌道上に打ち上げてから、クルーを乗せたCLVを打ち上げ、軌道上でドッキングするこ

とになる。アレスVは、第1段のメインエンジンには、ボーイング社のデルタIVに使われている液体酸素と液体水素を

使用するRS-68エンジン5基が採用された。打ち上げ能力を補うために5セグメント固体ロケットブースター2基も使わ

れる。2段にはJ-2Xエンジン1基が使用される。 こちらはサターンV並みに、地球周回軌道に約125トンの打ち上げ能

力を持つ予定。
スケジュール
NASAは当初、2011年までに試作機を製作、早ければ2014年にも有人飛行を行うとしていた。しかし、2007年4月にそ

のスケジュールを見直し、オリオン宇宙船とアレスIの試作機は2013年、有人飛行は2015年以降に延期となった。こ

れに伴い、開発費も39億ドルから43億ドルと上昇している。

これにより、ISS完成に伴いシャトルが退役する予定の2010年から最低5年のブランクが生じる事となり、その間の

ISS滞在要員輸送手段は事実上ロシアのソユーズのみとなる。また、アレスVの飛行は2018年以降で、それもアルタイ

ル月着陸船の打ち上げが優先されるため、ISSへの物資輸送も日本のHTVやロシアのプログレスなどに頼ることになる

『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

なぜシャトルタイプではないのかなどの議論が出ているようです。

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2009年12月09日 21:59に投稿されたエントリーのページです。

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